BookReview:『君はどこにでも行ける』

記事初回は尊敬の念しかない堀江貴文さんの『君はどこにでも行ける』。

【おすすめコメント】

この本を感じて常に感じることは、「堀江貴文」という大きな人物の言葉にはやはり、細心の注意を払うべきだということだ。なぜこれを感じさせられているのか、これはとてもシンプルだと思う。それは、簡単に堀江さんの分身になれるかもしれないからだ。堀江さんは常に、時間が大事で、時間は命に直結しているという言い方をしている。これは推測だが、堀江さんがやりたいことは時間が足りなくて全部できないのだ。その自分がやりたくてもできないことを「わざわざ」世間に発信を続けているのだ、そう感じずにはいられなくなる。とても優しい。だから、常に堀江さんの発信を敏感に感じとればあのイノベーターの分身になれるかもしれないのだ。また、とてもカジュアルな物言いなのでインプットも容易だ。ぜひこの本をきっかけに新たなアンテナを立てるべきだと思う。

 

 

【感想レポート】

この本にはとても響く言葉がある、それは「君たちの国境は、頭のなかにある。」だ。とてもシンプルだが、明らかに鋭い指摘だ。自分もそうだ、自分の行動を阻害している一番の要因は自分の頭の中の先入観だ。もし、特に日本人が他国と比べてよりこの状況が顕著なら本質的な理由はなんだろうか。独自に再考を重ねて得た結論は、日本は物理的な国境がよく見えるからではないかと考えた。日本は基本、陸と海で別れている。そしてその海を見て、「海の向こう」を想像する。海には私も何故か夢を感じている。この想像の習慣が重大だったと考える。現代では格安航空会社LCCの台頭やインターネットの偉大な進歩によって良質な情報を手軽に得ることのできる時代だ。海の向こう側なんか自分次第でいくらでも進出できる。私も、海の上を歩くくらいの意気込みでこれからは生きていきたいと思った。